脂肪を減らすのが先か?筋肉をつけるのが先か?
今回はボディメイクしている人の葛藤でもあるこの話題を書いていきます。
筋肉もつけたい、脂肪も減らしたい。
同時に出来るならそれに越したことは無いですが、これはなかなか難しいですね。
脂肪減少と筋肥大の関係
脂肪を減らすには体に糖質を残さないようにしながら、脂肪燃焼をする必要があります。
筋肉を肥大するには糖質を摂りながらたんぱく質を満たしておく必要があります。
脂肪減はダイエットの方法にも寄りますが、脂質を抑えたり、糖質を抑えたりする必要があり全体的なカロリーも減らす必要があります。
筋肉をつけるにはたんぱく質を多く摂り、糖質、脂質もバランスよく摂り、カロリーを上げておく必要があります。
このようにどちらも達成するには少し矛盾が生じてしまいます。
どっちが先が良いか?
結論としては今の体型に寄るかと思います。
体脂肪率が男性で25%以上、女性で35%以上の人はまず脂肪を減らす作業が効率的かと思います。
理由は脂肪が邪魔をして筋トレのフォームの妨げになる可能性があるからです。
勿論、脂肪を減らす際も筋トレは必要ですが、筋トレはあくまでも糖質消費の手段と考えて、まずは筋肉増加の手段とは捉えず、行った方がいいです。
何が違うのか?と言うと食事です。
筋トレと高カロリー(高たんぱく質)は筋肉肥大に繋がります。
筋トレて低糖質は脂肪減少に繋がります。ケトジェニックが効率的です。ケトジェニックダイエットの成功方法 - 今から始める肉体改造(ダイエット)
脂肪を減らすだけで筋肉が浮き出て来ると思います。
そうなってから、筋トレのモチベーションをあげましょう。
逆に体脂肪率男性で20%以下、女性で30%以下の人は筋肉肥大に力を入れても良いと思います。
ある程度脂肪も落ちていますので、先に筋肉増加の食事と筋トレをしても、2~3ヶ月では脂肪はそれ程つかないと思うからです。
この時期に筋肉と脂肪をつけてから、後で脂肪だけを落とすのが、効率的かと思います。ただ、脂肪をつけたくないからとカロリーを絞ったり、脂質、糖質を抑えたりすると折角の筋肥大が中途半端になります。
この時期は思い切って栄養素を摂り筋トレをするようにしましょう。
体脂肪率男性で20~25%、女性で30~35%の人は自分の体つきで判断してください。
筋肉が全くないと感じるなら筋肥大から、筋肉はあるなぁと感じるなら脂肪減少から行って下さい。
中途半端はいけません
しっかり、食事管理で脂肪を落とすか?栄養素バランスを見ながらしっかり食べてカロリーを増やし筋肉を増やすか?
二択です。
自己コントロールできます
筋肉はつくと見た目も変わりますし、代謝も上がるので痩せやすい体になります。
少なくとも、脂肪を減らし筋肉をつける、もしくは、筋肉をつけてから脂肪を減らすのどちらかのセットはやって下さい。
経験することで、自分の体のコントロールが出来るようになります。
最後に
脂肪を減らす、筋肉をつけるの両方に有効なのは筋トレです。
これに食事管理を付けることで、脂肪減少か筋肥大かが分かれることになります。
脂肪が落ちるとモチベーションもあがります。
筋肉が増えてもモチベーションがあがります。
私の場合、ケトジェニックでまず脂肪を落としました。
そして、停滞期が来たのと同時に糖質を追加してカロリーを多く摂り、筋肥大に移りました。
糖質が入るとパワーが出ることを実感しましたし、そのパワーで筋トレをすると筋肉が増す事も実感出来ました。
やはり、筋肉増と共に脂肪は付きますが、ケトジェニック中の体重と同じ体重でも体脂肪は減ったままです。
ここから、またケトジェニックをすれば以前より筋肉が増え、脂肪をさらに減らすことが出来ます。
どっちが先でも良いので、両方の経験をすることで次に繋がると思います。