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ダイエットのメカニズム(図解付き)

ダイエットのメカニズムを少し分かりやすく解説していきます。

 

 

 

脂肪がたまるメカニズム

図1のように口から入った糖質が消化される過程などでグリコーゲンになり各臓器、筋肉、脳などに送られエネルギーとして消費されます。脂質は血中から全身をめぐりエネルギーとして使われます。

しかし、余ったエネルギーは肝臓に戻され脂肪に変えられて固体として蓄積されます。

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図1

 

脂肪が減っていくメカニズム

脂肪(中性脂肪)は体に固体として蓄積されていますよね。

口から入る摂取エネルギーや糖質が枯渇すると中性脂肪の形を変えてエネルギーにする必要が出てきます。その変化する形が遊離脂肪酸という形です。遊離脂肪酸は各臓器、筋肉の細胞のミトコンドリアで酸化され、その時に出るエネルギーを各臓器、筋肉は消費します。

エネルギー切れが起こると、交感神経が活発になりリパーゼという酵素が活性化されます。

このリパーゼという酵素が中性脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。

主にこの遊離脂肪酸が運ばれてエネルギーとなります。

それを示したのが図2です。

図2の中には糖質は出てきません。貯えられた脂肪がエネルギーと変わっている回路になります。

 

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図2

ケトジェニック回路

 さらにこの状態が続くと肝臓はケトン体を作ります。

このケトン体はリパーゼと活性化させます。するとさらに中性脂肪を遊離脂肪酸に分解する事が起こります。

このようにケトン体回路になると脂肪を消費しやすい遊離脂肪酸に変換する回路が作られます。

 

まとめ

・脂肪は糖質、脂質から出来たエネルギーが余った物が肝臓で中性脂肪となった物

・中性脂肪はエネルギーが枯渇すると遊離脂肪酸に分解され、細胞のミトコンドリアが酸化させエネルギーにする。

・ケトジェニック回路は遊離脂肪酸によって肝臓で生成されたケトン体が酵素を活性化させより中性脂肪を分解させる脂肪燃焼のメカニズム