ストレスについて
今の時代、至るところにストレスの種は存在します。
仕事の人間関係、ご近所付き合い、ママ友とのお付き合いなど人との関係や、プレゼン、発表会、報告事項など、人前に立たなければならないこと等多岐にわたります。
ストレスも適度であれば問題ありませんが、慢性的にかかる状況下にある場合は注意が必要です。
今回はストレスについて平たく書いていきます。
ストレスホルモン
ストレスが掛かるとコルチゾールと言うホルモンが分泌されます。
体に必要だから分泌されるわけですが、何事も多すぎる事は問題があり、このコルチゾールも分泌が慢性的になると脳に悪影響をあたえたり、さらに心身にも影響することが分かっています。
このコルチゾールは適正量の場合は脂肪を分解して代謝を促進したり、免疫制御をしたり
筋肉でたんぱく質を代謝したりと体に有益に働く作用を持ち合わせています。
ストレスを上手くコントロールすることでこのコルチゾールもコントロール出来るようになり体に負担が掛からなくなります。
過食の原因にも
ストレスは過食の原因にもなります。
人はストレスを受けると、何かに満足しないといけないという精神状態になり、手っ取り早く解消できる食に走ってしまいがちです。
その際に脳が糖を欲するため、たんぱく質ではなく、炭水化物や糖質の塊に手を出してしまいがちです。
糖質を多く摂るとはじめは幸せホルモンが出て、一時的にストレス解消の気分になりますが、これが習慣化していくと、食べでも食べども快楽は得られず習慣化だけが残ってしまいます。
食でストレスを解消する場合は、意図的に野菜を摂るとかたんぱく質を摂るとかで糖質中毒に陥らないように注意が必要です。
どうストレスをコントロールするか?
ストレス次第をシャットアウトする努力をしたり、ストレス解消になることをしたりすることで、根本の原因は解消出来ます。
しかし、人との関係であったり自分ではコントロール出来ないこともあり、ストレスを回避するにはそう簡単に行かない場合もありますよね。
では、ストレスを減らせない場合はどうすれば良いでしょうか?
それは、筋トレや有酸素運動です。
特に有酸素運動は有効で、有酸素運動している人とそうで無い人が、同じストレスを受ける実験で、有酸素運動をしている人の方が、コルチゾールの分泌が少なく安定していたと言う結果があるようです。
有酸素運動や筋トレも体にとっては軽度なストレスですので、コルチゾールが分泌されます。
軽度のストレスを繰り返すことで、コルチゾールの分泌をコントロールできるようになり、ストレスがかかった時も分泌をコントロールできるようになります。
常に軽度なストレスでコルチゾールの分泌の練習をして過度なストレスに備えると言う事が有効なようです。
どれだけやれば良いの?
体がストレスに感じる程度ですので、有酸素運動なら額に汗をかく程度、筋トレなら翌日に疲労感が残る程度かと思います。
特に有酸素運動は幸せホルモンのセロトニンも分泌されますので、ダブル効果が有りそうですね。
最後に
コロナ禍でただでさえ、日常的にストレスを受ける時代に鳴ってしまっています。
感染を抑えるために外出を控えたり、たまのストレス発散の旅行や飲食なども控えたりしている方も多いかと思います。
なかなか運動をするのも億劫に感じがちですが、一度始めると気分も晴れます。
少しの時間でいいので、習慣化してみてストレス軽減を実感して下さい。