初心者が痩せるならデカイ筋肉をまず鍛える
今回のテーマは筋肉とダイエットの関係についてですね。
https://koichi-bangkok.hatenablog.com/entry/2020/10/05/154347
こちらの記事にも少し書きましたので、こちらも見て頂ければと思います。
筋肉の構成
筋肉は筋繊維の束で出来ています。
その筋繊維の数は生まれつき決まっていて、大幅に数が減ることはあっても、大幅に増えることはないと言われています。
その為、筋肉を大きくしたり、筋肉の出力を上げたりするためには、筋繊維の一本化一本を太くする必要があります。
これは筋トレと食事管理をすることで可能です。
筋肉が必要栄養素を多く取り込む場所は、筋繊維が多く、筋繊維が太い場所になります。
代謝が下がる原因
代謝が下がる原因にも筋肉が影響します。
30代を越えると筋繊維の減少が見られてきます。
運動をしないと体力の衰えが顕著になったり、太って来たりするのはこのためです。
同じ食生活、一日の行動も同じにしていても消費カロリーが落ちて行きますので、余剰カロリーが増えて太るわけです。
おまけに運動しないと筋繊維は細くなりよりパワーがなくなり、消費カロリーも落ちて行きます。
代謝を上げるために出来ること
筋肉は筋繊維の集まりであること、
筋繊維の数は増やすことが難しいこと、
筋繊維を太くする事は可能であることから、筋繊維が比較的多い場所の筋肉を太くすれば良いことが分かると思います。
痩せるならここをまず鍛える
その場所は大胸筋、広背筋などの背中の筋肉、大腿筋など脚の筋肉です。
初心者が筋トレに来て良くやっている種目はなぜかアームカール、ショルダープレス。
ジムでバーベルを持つのに勇気がいるのか?ダンベル種目それもこの2つを必ずやっている印象です。
しかし、これでは筋肉が消費するグリコーゲンの量は少なく勿体ないですね。
ダンベルしか使う勇気が無いにしても、胸を鍛えるダンベルプレス、脚を鍛えるスクワット、背中を鍛えるローイングなどを汗が出るほどやる方が効果大です。
初心者はデカイ筋肉を優先して鍛えましょう。
その後にアームカールでもショルダープレスでもやるようにしてみてください。
デカイ筋肉を鍛えるのはキツイ
デカイ筋肉は筋繊維が多いので、動かすのに多くの酸素も必要となります。
その為、心臓も肺も動員されます。その為、キツイです。
スクワットを思い出してください。よほど鍛え慣れている人は別ですが、初心者はキツイイメージしかないと思います。
それ程筋肉の活動量が多いと言うことです。
痩せるためには楽は出来ません。
積極的にキツイ事にチャレンジしてください。
最後に
厳しいですが、楽して痩せることは出来ないという事ですね。
特に継続して体形をキープしたり、太りにくい体に変化させるにはそれなりの努力が必要です。
ダイエット初心者の方や筋トレ初心者の方は今回書いたように大きい筋肉を集中的にまず鍛えて来てください。
ジムの雰囲気に臆して、ダンベルしか持てない人もはじめはそれでも良いので、ダンベルで鍛えられる大胸筋、背中、脚のトレーニングをしてみてください。
体が引き締まる事も分かりやすい部位ですので、きついトレーニングですが是非トライしましょう